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監 査 実 施・報 告




 監査の実施そして結果報告の『監査報告書』作成についてですが、これらは監査担当者によってその質が大きく左右されてしまう可能性があります。例えば私の場合、経理・総務関連が得意であり製造・営業部門等に関しては不得手でしたので、経理に関す監査については監査ポイントを心得ていましたが、製造部門については"どこが・どんな状態になれば問題なのか"がよくわからないまま監査をしていたことがあり、その監査内容についてとても質の高いものとは言えませんでした。とは言え大企業でもなければなかなか内部監査に各専門部門担当など人を配置することなどできません。そこで監査日までに経験者等から聞き取り、監査項目チェック表を作成し監査時にはそれに従い監査を行い監査洩れ事項を少なくし、また各支店・部門共通で行う監査については監査方法のマニュアル化を行いました。
 公開申請だけを考えるなら内部監査内容について証券会社や監査法人が現場に行き実地調査を行うことなどないので、マニュアル化など手間隙を掛けずとも監査資料を揃え質疑応答に答えられれば問題は無いでしょう。しかし内部監査により牽制機能の充実を図れば、企業体質が強化され業績にも大きく貢献するはずです。そのためにもマニュアル化等により内部監査の質の向上を求めて行くことが必要と思います。
 



 



《内部監査チェックリスト 具体例(一部略)》

業務監査チェックリスト




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