株式公開入門Navi一覧会計制度自計化販売管理

販 売 管 理



 株式公開における審査で重視される業務フローが『販売管理』です。販売管理制度の充実は企業の営業活動に重要な影響をおよぼしますので、公開審査対策としても重要でありますが、今後の企業成長の過程においてもこの『販売管理制度』の確立は重要課題といえます。
 販売管理制度は『与信管理業務・受注業務・販売業務・回収業務』に区分され、以下のような流れになります。

販売管理

《管理ポイント》

□与信管理業務
 ・新規顧客については、客観的な審査基準の作成・外部審査機関による信用調査等により責任者の承認を受けた後に取引開始
 ・継続顧客については、定期的に業績等の再調査を行い与信限度額の設定変更、与信限度額を超えた場合の取引継続承認等の手続きの構築
□受注業務
 ・電話・口頭による受注を認めている場合には受注内容に間違えが起こらないようなシステムの構築(受注台帳の作成等)
 ・受注内容の妥当性、与信限度額内注文確認等の手続きの構築
 ・確実な納期限の実施・受注台帳等の消し込みによる受注残高が常に把握できるシステムの構築
□販売業務
 ・在庫の有無が常に把握出来るように、在庫管理システムの構築
 ・会社の取引形態に適した会計上の売上計上基準↑[売上・費用計上基準]を選択し、正確な売上処理の実行
□回収業務
 ・営業担当と請求書発行担当を別にし、内部牽制機能を有する発行システムの構築
 ・入金状況を把握し、差異が生じた場合は営業担当への問い合わせなどし、回収漏れが無いようにまたは再請求のタイミングなどの確定
 ・滞留債権の管理方法(年齢調べ表作成等)・回収方法・会計処理の決定



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