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M&A
デュー・ディリージェンス
デュー・ディリージェンス |
《デュー・ディリージェンスの重要性》 |
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M&Aを成功させるにはデュー・ディリージェンス(買収調査)は欠かすことができません。外から見ているだけでは魅力ある企業と思えても、決算数字に偽り・隠れ債務・不良債権・担保物権などの統合前には思いもよらないマイナス事項が、統合後に見つかるケースは珍しくはありません。これらを100%を防ぐ事は出来ませんが、コストと時間の許す限りデュー・ディリージェンスをすることでリスクを洗い出し、買収前に解決したり・買収契約や価格に反映させることで最小限にすることができます。 また、デュー・ディリージェンスを怠り問題が発生したり・会社に損失を与えた場合には、株主による株主代表訴訟へと発展する場合もありますので、株主に対する説明責任・経営責任を果たすためにもデュー・ディリージェンスは重要になります。 デュー・ディリージェンスには決まったやり方はありませんが、ビジネス・法務・会計・税務などの分野ごとに資料の提出を求め調査したり、ヒアリング・現場視察により行われます。 これらの過程の中で気をつけなければならないのは情報漏洩です。情報が洩れた場合、思わぬ横槍が入ったり、従業員に動揺が広がったり対象企業が公開会社の場合株価が暴騰するケースもあります。このようなことがないように、事前に秘密保持契約を結ぶ事はもちろんですが、情報や作業関係者への管理を十分注意する必要があります。
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