株式公開入門NaviトピックスCSRとSRISRIとは

S R I と は

【Lesson 2】



 SRI(Socially Responsible Investment)はCSR↑[CSRとは]の導入の上で欠かせない考え方で、「社会的責任投資」と訳され「企業への投資判断材料として経済性の評価のみでなく、企業の環境適合性・社会適合性の評価すなわち企業の社会的責任(CSR)を加え企業のパフォーマンスを分析し、投資先企業を決定する投資行動」と定義されます。

 このSRIへの取組みでわが日本は、欧米に比べ大きく出遅れている状況にありその選定基準・ファンド運用額で大きな差が生じています。
 選定基準として日本のSRIファンドのほとんどが「環境問題」を主に取り入れる傾向があるのに対し、欧米では「人権問題・労働者保護・アルコール・ギャンブル・たばこ・武器」への取組を選定基準としているなど多彩です。
 またファンド規模についても日本では種類も少なく運用額も数千億規模がやっとであるのに対し、米国におけるSRIの資産残高の総額は2001年度で約300兆円、欧州におけるSRI資産残高は約1兆6,000億円に達しています。
 上記の様に日本では欧米に対しSRIがまだあまり認知・採用されていない状況にありますが、近年日本株に対する外国人投資家の株式保有率は年々高くなっており、このような海外の動きを無視することはできませんし、今後この流れは日本に影響することは必至です。
 この様な状況下で各企業のSRIへの対策は、今後ますます重要視されて来ることでしょう。




《アメリカSRIファンドの選定基準》


50%以上で採用 30〜50%未満で採用 30%未満で採用
・タバコ(96%)
・ギャンブル(86%)
・アルコール(83%)
・武器(81%)
・環境(79%)
・人権、雇用

・労働条件
・動物実験
・コミュニティ投資
・コミュニティ貢献
・役員報酬
・中絶、避妊
・国際労働基準

※(資料)Social Investment Forum (2001 SRI Trends Report)



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