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こ れ が ポ イ ン ト

【Lesson 4】



 会議を有意義なものとするために以下の事項を心がけましょう。


《会 議 前》

◇資料作成 ・資料作成担当は、会議開催前のできるだけ早い段階で会議参加者に資料を配布する。
・資料はできるだけ定型にする。
・枚数はできるだけ少なくする。

◇資料理解 ・参加者は必ず会議前に資料に目を通しておく。
・前もって自分が行う主張・質問等の発言内容を整理する。

◇会議の目的意識 ・当該会議は何が目的なのかを理解する。
・当該会議での自身の役割は何なのかを確認する。

《会 議 中》

◇時間管理 ・定刻通りの開始。(遅刻者に合わせる必要はない)
・発言は「先ず結論、要点は短く」を心がける。
・一回の発言は1分を目安に。
・会議中に終了時刻を確認(時間内結論を意識)、長い発言者には注意。
・参加者全員に「時間・コスト」を意識させる。

◇他人の意見を聞く ・発言者に顔を向け聞く。
・話の内容の整理・記憶のためメモを取る。
・うなずくことは「賛同」だけではなく「わかりますよ」の合図になる。

◇同意 ・良い意見にには積極的に賛同する。
・「全賛同」だけではなく「部分的」賛同の活用。
・活気ある会議は意見を戦わせるだけではない。良い意見を賛同することは、積極的な発言を生み易くする。

◇反論 ・反論は「しかた」に気をつけなければ、感情的対立になる。
・反論は先ず肯定から入る。
・相手を気遣う気持ちを持つ。

◇質問 ・できるだけ1回の発言につき1つとする。
・質問は尋ね方によって「攻撃」に変わる性質を持っているので、自己主張は加えず「尋ねる」を意識。
・質問の際は的を絞り具体的に答えられるように工夫し、答えてもらうことへの感謝の気持ちを持つ。

◇結論 ・可能な限り多数決ではなく、満場一致で決める。
・5W3Hを明確にする。


《会 議 後》

◇議事録管理 ・議事録の作成・管理・保管は、担当を決め確実に行う。
・保管ルール(保管期間・閲覧者・場所)を決める。(商法上、取締役会議事録は10年本店に備え置く必要がある)

◇決定事項の実行 ・最終的な会議の良し悪しは、決定事項の確実な実行性による。
・決定事項の実施者は複数にする。(不実行のリスク回避)
・次回会議などで常に進捗度の管理を行う。
・実行されない時は必要に応じ、本人の意識改革・協力者必要性・担当変更・実施方法の変更・障害の除去方法などを検討する。



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