株式公開入門Naviクローズアップ
業務フロー
作成ポイント
作 成 ポ イ ン ト |
【Lesson 11】
【Point 1】 公開申請書類に組み込まれているフローは前述しまたしが、通常の業務改善における能率性・合理性などを追求する改善プロジェクトと異なり、信用性・牽制機能の働き・規程や帳票との整合性などを重要視します。具体的には、対外的に確実な代金回収、対内的に不正防止などを意識して作成します。 【Point 2】 『規程や帳票との整合性』は、最初はとれていても次第にバラバラになってしまう可能性があります。例えば「フロー図を修正したが規程・帳票は直していない」などで、複数の人間で作成していればしてるほど成り易くなります。公開申請書類にはこの他にも、1つを修正すると他に3.4つ直さなければならないケースが多々あります。予め修正する場合のルールを決めておく必要があります。 【Point 3】 現実的には審査で「実際に現場に行きフローの実状を見る」などあまりされたことはありません。「フロー図を見ながらの質問」「処理済の帳票を見て収受印があるか」「内部監査暦があれば確認」が中心になると思います。特に、処理済みの帳票に不備がないか(承認印が無い・記載事項が書かれていない など)注意しましょう。 【Point 4】 産能大式のフロー図はフローが正しければ(わかれば)、記入方法が多少間違っていても気にされませんでした。(もしかすると見る人も正確には知らないのかも) 今回このコーナーの作成するために産能大式を改めて勉強しましたが、過去作成したフロー図をみると間違いだらけという結果の実体験からです。 |
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